前川製陶所
常滑焼 朱泥の急須と湯のみ
おいしくお茶を淹れるなら常滑焼。
現代の生活でも使いやすいシンプルな急須を、常滑の前川淳蔵さんに作ってもらいました。
1000年以上の歴史を持つ焼き物の街、常滑。日本中のお茶の愛好家に愛された常滑焼の秘密は、この土地の土にあります。
たくさんの鉄分を含んだ常滑の土を、釉薬をかけることなく、高温で焼き締めることで、急須がお茶のタンニンと反応しあって、渋みをおさえて、やわらかい味にしてくれます。
近年は地域の開発に伴って人口も増えて、だんだんと土が取れなくなってきましたが、この急須で使った土は、10年ほど前に水田を天地返しした時に出た、天然の常滑の土をブレンドして作ったもの。常滑の土をそのまま使って、伝統的な方法で焼いてもらいました。
約250mlの小ぶりなサイズの急須です。
同じく小ぶりなサイズの湯のみで大体4~5杯分。
一煎目、二煎目と味が変化していくのがお茶。一度にたくさん淹れるのではなく、味の変化を楽しめる、ちょうど良いサイズの急須にしました。
形は2種類です。
茶葉が重なりにくい平型は、日本茶におすすめ。
右手で取手を持って、左手で蓋を押さえて注ぎます。
中国茶や紅茶には丸型がおすすめです。
注ぎ口の反対側に持ち手のついた後手型なので、利き手を問いません。
取扱店舗
YAECA APARTMENT STORE
素材:
炻器
通常価格 19,800円 (税込)