浄法寺漆のおぼん
これはむかし、岩手県の二戸にある浄法寺で、塗られた漆のお盆。
浄法寺の周辺は漆の木が豊富にあったこともあって、単純に塗料、ということではなく、木を水から守り、長く使うための知恵として、太古の昔から生活の中に、身近な形で漆が使われていた地域です。
どれくらい昔から使われていたかというと、詳しくはわからないのですが、浄法寺の縄文遺跡から漆の飾りのついたものが見つかったくらい。
今では漆の生産量はかなり少なくなってしまい、漆塗りはどうしても高価なものになってしまいましたが、昔の浄法寺塗りは、漆が身近にあったこともあって、素朴な日常使いの器が多く、このお盆も実用的なもの。
木製の器は朽ちてしまうものも多いですが、漆が守ってきた器です。ぜひ手に取って使ってみてください。
取扱店舗
YAECA HOME STORE
素材:
木製
通常価格 19,800円 (税込)