唐銅の一輪挿し
唐銅とは、青銅、いわゆるブロンズのことです。
古くは石器時代から、熱に溶けやすく形の加工がしやすかった銅は親しまれていましたが、そのままでは柔らかく、道具としては脆かったことから、錫を混ぜて強くした青銅が、広く一般的になっていきます。
空気に触れて酸化していくと青くなっていくことから青銅、と呼ばれていますが、実際には錫の量で、ブロンズの色は変化します。中でも、茶褐色から錆のように黒く変化していくブロンズが唐銅です。
作者の長谷川恵久が3代目をつとめた雅山は、山形の鋳物工房。
創業時に製作していた丈夫なブロンズ製の燈籠は、雨風に耐えながら美しい色に変化して、神社の多いこの地域で親しまれてきました。
長く、時間と共に変化していく色合いを、楽しんでみてください。
取扱店舗
CA JITSU
素材:
ブロンズ
通常価格 13,200円 (税込)