ロビンデイの Qチェア
1915年生まれのロビン・デイはイギリスのハイウィカムの出身。
家具製造で有名な街で育った彼は、自然と家具のデザインに興味を持ち、ロイヤルカレッジオブアートでデザインを学んだ。卒業後は、ニューヨーク近代美術館主催の「低価格の家具デザインのための国際コンペティション」に入賞したことで、デザイナーとしてのキャリアがスタートした。
ロイヤルアルバートホールの客席を手がけた後は、ヒレ社と組んで大衆のための椅子をいくつも手がけた。世界で初めてポリプロピレンの射出成形で作った椅子は、メキシコオリンピックの会場をはじめ、世界中の競技場や空港で採用された。
1954年頃から生産の始まったQチェアではプライウッドを使ってデザインをした。プライウッドとは薄い板の層が重なった状態の板のことで、単板に比べるとフレキシブルで丈夫。加重に合わせてしなやかにたわんで、座る者のムードに寄り添ってくれる。
20世紀イギリス
2脚あります
取扱店舗
YAECA 恵比寿
素材:
シート:木製 脚:スチール
通常価格 148,500円 (税込)