梅山窯
くらわんか
愛媛の砥部で250年ほど前から作られていた磁器、砥部焼。
砥部でもっとも古くからある窯元、梅山窯に、絵付のない、最初の頃のような砥部焼を作ってもらいました。
もともとは砥石の産地だった砥部で、砥石を作る時に出る屑を使って、丈夫な器を作りはじめたのが砥部焼のルーツ。今では砥部焼の象徴となった藍色の絵付をすることなく、そのまま焼いてもらったら、頼もしくもかわいらしい、ぽってりとしたフォルムが浮かび上がってきました。
ぜひ手に取って、独特の丸みをおびた形や、ずっしりとした重みを、感じてみてください。家庭や飲食店で、丈夫で実用的な器として愛されてきた、砥部焼ならではの美しい形です。
くらわんか碗です。江戸の時代、大阪の淀川で運行されていた大きな客船に乗ると、どこからともなく小舟が近寄ってきて「くらわんか、くらわんか」と声をかけ、船に乗るお客さんに食事を売りつけていたのですが、その船上で食事を盛るのに使われていた安定感のある飯碗が、いつからか「くらわんか」と呼ばれるようになりました。
大きく揺れる船でも転がることのないくらい、高く大きな高台のある、安定して使える飯碗です。
サイズは3種類。
大はたくさん食べる大人に、小はほどよく食べたい大人に、小の小は子どもにおすすめです。
取扱店舗
YAECA APARTMENT STORE
素材:
磁器
通常価格 1,540円 (税込)