クリームウェア豆皿

ウェッジウッド社の創設者のジョサイアウェッジウッドは、代々続く陶器職人の家に生まれましたが、11歳の時に天然痘にかかって右足が不自由になり、ろくろが踏めなくなってしまいました。

陶器職人への道は閉ざされたものの、陶器への愛はますます強くなり、研究と実験を重ね、33歳の時に、陶器より硬く、磁器より軽い「硬質陶器」を開発。クリームウェアと呼ばれるようになりました。

当時は陶磁器といえば上流階級や富裕層のためのものでしたが、ウェッジウッドは機械を導入し、たくさん生産できる体制を整えて、安くて品質の高いクリームウェアを作りました。労働者が手にすることのできる、実用的な器として、親しまれるようになったのです。

これは1800年代に作られたクリームウェアの豆皿。
初期のウェッジウッドのものです。

ラウンドは4枚、オーバルは1枚あります。
1枚ずつの販売です。