ピエールポランのラウンジチェア

つまらない喧嘩で右腕を怪我してしまい、彫刻家としての夢は絶たれたが、そのとき思い出したのは、自動車を設計していた叔父のことだった。石を彫るのをやめ、パリのエコールカモンドでデザインを学んだ。最初に就職した会社では、伝統的な椅子に布を張る実験を繰り返した。次に入った会社では、金属とクッションを組み合わせて、心地の良いフォルムの椅子を追求した。右腕は思うように動かせなくなったが、頭の中のものを形にする行為をあきらめることはなかった。
ピエールポランが50年代にデザインしたラウンジチェアです。
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素材:
fabric / metal
通常価格 462,000円 (税込)