comb back chair

秋から冬は小麦を育てた。収穫が終わって春になると、夏に向けて大麦を蒔いた。ずっと続けていると土地が痩せてしまうから、ときどきは土地を休ませた。家畜を放牧しておくと、排泄物が肥料になって、土地がまた膨よかになる。土地を休ませているあいだは、家で椅子を作った。自分たちで使ったりもしたが、出来のいいものはテームズ川を下ってロンドンまで運べばお金になった。
200年後のことなど想像もせずに作られたその椅子は少しずつ歪みながら今も素直なかたちをしています。
18世紀 イギリス
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200年後のことなど想像もせずに作られたその椅子は少しずつ歪みながら今も素直なかたちをしています。
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