18世紀オランダのデキャンタ

江戸時代にオランダからガラスが伝わってきたとき、木や土の器しか知らなかった当時の日本人は、その美しさにたいそう驚いた。
でも本当は、日本にガラスが入ってきたのは、この時が初めてではない。もっと昔に中国から伝来したそのガラスは、少なくとも奈良時代には、その製造がはじまっていた。ただ当時の製法では、熱に弱く、割れやすかっため、日用品にはなり得ず、やがて途絶え、人々はすっかりガラスのことを忘れてしまっていた。
再び日本に入ってきたガラスは、江戸の人々の間で大いに流行り、やがて日本人も再び、ガラスを作るようになる。
これは18世紀頃、オランダから輸入されたガラスのデキャンタです。
YAECA 恵比寿
素材:
ガラス
通常価格 42,900円 (税込)