salt & pepper

バウハウス芸術学校の出身で、ドイツで最も重要な工業デザイナーのひとりヴィルヘルムワーゲンフェルド。

元々銀細工師としての訓練を受けたワーゲンフェルドでしたが、「日用品は労働者にとっては十分に安く、金持ちにとっては十分に良いものであるべき」と考えていた彼は、イエナグラスやローゼンタール、ブラウン、WMFなどの会社と組んで、手頃な価格でありながら使いやすく、美しいプロダクトの数々をデザインしてきました。

1950年頃にデザインされたこのソルト＆ペッパーは、ドイツのWMFのためにデザインされたテーブルウェアの中のひとつ。無駄のない美しいデザインですが、実際に手に触れてみると、ベースは持ち上げやすく、ボトルは手にしっかりとおさまり、デザインの意図を感じることができます。

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